こんにちは、インテク事務局です。
「株式投資」を資産形成の手段として検討されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
グローバル化が進み日本の国際競争力が問われる中、大企業でも経営破綻に陥ったり、海外資本に買収されることが珍しくなくなりました。
終身雇用を当てにしていたのに、突然リストラされて路頭に迷ってしまう人もいます。
終身雇用制度は確実なものではなくなり、さらに少子高齢化が進んだことで老後の生活を公的年金だけに頼ることは難しくなりつつあります。
先日は金融庁から公的年金だけでは老後に2,000万円不足するという資産が発表され、いわゆる「老後2,000万円問題」として大きな注目を集めました。
終身雇用や公的年金に頼れないいま、資産形成の大きな味方となりうるのが株式投資です。
株式投資に成功すれば、限られた資金で大きく資産を増やし十分な資産を形成することもできます。
ただし株式投資は元本割れのリスクもあるため、安易に手を出すとかえって資産を減らしてしまうことにもなりかねません。
今回は株で資産形成する際に注意すべきことについて解説します。
長期にわたって資産を形成するためには、長期的に利益を出し続けることが必要になりますが、そのためにどうすればよいのかもご紹介します。
この記事でわかること
- 株で資産形成する際に注意すべきこと
- 長期で利益を出し続けるために必要なこと
株で資産形成する際に注意すべきこと
株で資産形成したいと考えた時に、いきなり株式投資に資金を投入してしまう人がいますが、それはとても危険な状態であると言えます。
なぜなら、正しい知識をもとに運用をしていかないとあっという間に資金が無くなってしまうこともあるからです。
株式投資は、上手にトレードをしていけば確実に資金を増やすことができますが、トレード技術を身に付けた上でトレードをしないとすぐに撤退を余儀なくされる可能性も秘めているのです。
では、どのような点に注意していけばよいか、見ていきましょう。
目標の資産額と達成時期を明確にする
「株で資産を形成しよう!」と意気込んで始めても、とりあえず株を買って運よく上がったら売るなどといった行き当たりばったりのやり方では、株価の急な下落などで取り返しがつかなくなってしまう人も少なくありません。
何となく始めるのではなく、まず目標とする資産額と達成したい時期を明確にしましょう。
たとえば老後に備えてこれから20年の間に3,000万円の資産を形成したいとします。
目標を設定すると、そこから逆算して何をすべきかが明確になります。
たとえば450万円を元手にした場合、20年で3,000万円に増やすためには利益を再投資する「複利」で計算すると年利約10%が必要となることが分かります。
利益を出すための正しい手法を身に付ける
目標を達成するために必要な年利をいざ計算してみると、「行き当たりばったりで売買し、まぐれで儲かったらラッキーというやり方では年利10%はとても実現できなさそうだ」と思い悩んでしまう方もいらっしゃることでしょう。
確実に利益を出すためにはどうすれば良いのでしょうか。
重要なことは株式投資で勝つための正しい株技術を身に付けることです。
具体的には株価のチャートを予測して値動きを予測する「テクニカル分析」という手法が有効です。
テクニカル分析は企業の業績などは関係なく、あくまで株価のチャートから売買のタイミングを判断します。
各銘柄の財務分析などを行う手間が必要ないので、忙しい人でも素早く売買のタイミングを計ることができます。
長期で利益を出し続けるために必要なこと
長期で資産形成を図るためには、先述の例では年利10%が目標となるなど、継続的に利益を出し続ける必要があります。
テクニカル分析はいったん習得すれば、長期間にわたって活用していくことができます。
「マーケットは日々変化していくから、株価が低迷していると利益を出すのは難しいのではないか?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
株取引は株価の下落を利用して利益を出す「空売り」という方法があります。
空売りについて詳しくは下落相場でも稼げる方法とは? 空売りでトレードの機会を広げようの記事をご覧ください。
マーケットが低迷していても、空売りを利用すれば利益を出し続けることができます。
大切なことは株価のトレンドを把握することです。
株価のトレンドを分析して売買のタイミングを判断するテクニカル分析なら、マーケットが好調な時も低迷している時も、利益を出し続けることができます。
テクニカル分析は、長期にわたって資産を形成するための投資手法としてぴったりなのです。
まとめ
- 株で資産形成を行う際は、目標となる資産額と達成時期を明確にし、計画的に取り組むことが重要
- 継続して利益を出すためには正しい株技術を習得する必要がある
- 株価のトレンドを分析して売買するテクニカル分析ならば、マーケットの状況に関わらず長期的に利益を出し続けることが可能となる
いかがだったでしょうか?
正しい株技術はいったん習得すれば強い味方になってくれる「一生もの」の技術です。
目標となる資産を形成できた後も、必要に応じて稼ぐことができるでしょう。
当サイトではテクニカル分析を中心に、株取引に役立つテクニックを数多くご紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さいね。