こんにちは、インテク事務局です。
投資に興味を持っていらっしゃる方の中には、20代の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「投資ってシニア向けの情報が多いけど、20代はどうすればいいんだろう?」
「株式投資やFX、仮想通貨とか色んな投資があるけど、自分にはどの投資方法が向いているんだろう?」
「20代で投資を始めるのって早すぎるかな?」
投資というと年齢層が高めなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実際には、20代で既に投資デビューをしている投資家の方は多くいらっしゃいます。
投資で大きな成功をおさめて専業トレーダーとして活躍している20代もいれば、ギャンブルのような投資で大損してしまった20代もいます。
20代で投資を始めるのは早すぎるということは決してありません。
むしろ20代のうちに投資を始めておくことで、将来的に稼ぎ続けるスキルを手に入れることもできるのです。
しかし20代ならではの気を付けておきたいポイントもあり、投資のやり方には十分注意する必要があります。
投資にはFXや仮想通貨などさまざまな商品がありますが、結論から言うと20代には株式投資がおすすめです。
今回は、20代に株式投資がおすすめな理由と、FXや仮想通貨のリスクについて解説します。
この記事でわかること
- 20代に株式投資がおすすめな理由
- FXや仮想通貨のリスク
20代に株式投資がおすすめな理由
まず、20代に株式投資がおすすめな理由についてご説明します。
株式投資は他の投資ジャンルと比較して、安定した利益を狙いやすい
株式投資というと、少し古臭いというイメージを持つ20代の方もいるかもしれません。
しかし、株式投資の特徴として、値幅制限(株価が動く変動幅)があったり、市場が安定していることで株価の値動きが予想しやすかったり、投資初心者の人でも安心して利益を狙いやすいという特徴があります。
世界の著名なトレーダーが株式投資で大きな利益を上げているというのには、こうした市場の安定性というのも挙げられるでしょう。
歴史が古くたくさん研究されている分、継続的に稼いでいくための手法が確立されている点も、株式投資をおすすめしたいポイントです。
20代は複利効果を享受できる
「複利」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
例えばお金を銀行に預けて年10%の「利息」を受け取れるとします。
100万円預けると1年で10万円の利息を受け取れるわけですが、翌年この10万円の利息も含めて110万円を再び預けると、2年目には110万円の10%分にあたる11万円の利息を受け取れます。
利息を再投資しなかった場合は、2年目は1年目と変わらず10万の利息しか受け取れないのに対し、利息ごと預けたことで1万円多くお金が増えました。
これが「複利」の力です。
投資によって得た利息を再投資することを続けていくことで、雪だるま式に資産が増えていきます。
時間が長いほど資産の雪だるまは大きくなっていくので、若い20代は複利効果を最も享受できる世代なのです。
株式投資は値上がり益や配当金などで得たお金をさらに投資に使うことで、雪だるま式に資産を増やしていくことができます。
20代であれば若くて働けるので、毎月必要なお金は給料から捻出し、投資で得たお金は再び投資に回すという良い循環を生むことができるのです。
20代は積極的にリスクを取れる
投資で成功するためには、リスクコントロールが欠かせません。
価格変動リスクや信用リスクなど、投資には常にリスクが存在します。
購入した株が値下がりして損失が出ることもあり得ますし、投資した会社が倒産することもあり得るのです。
リスクを取って投資を行うためには、そのリスクを許容できるかが重要になります。
30代以上になり、結婚して子供ができてマイホームのローンを組んで・・・となると、リスクをとって投資をするのは難しくなることもあるでしょう。
ご家庭によっては、配偶者からの賛同が得られない場合もあるのではないでしょうか。
しかし20代のうちは自分のお金を自由に使えることが多く、自分の裁量で投資にお金を回すことができます。
少々失敗して損失が出たとしても、その失敗は将来の成長につながる大きな糧になるはずです。
リスクコントロールが重要で、スキルを磨けば将来にわたってそのスキルを活かせる株式投資は、リスクを取れる20代には向いているといえるでしょう。
FXや仮想通貨のリスク
最近注目を集めている仮想通貨や、FXが気になるという方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨やFXは20代などの若い世代から人気があり、大儲けしたという人の話がメディアで紹介されることも多いので、「簡単に儲かる」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし仮想通貨やFXには特有のリスクもあるので、安易に手を出すと大きな損失を被る可能性があります。
仮想通貨やFXが若者に人気がある大きな理由は、高いレバレッジをかけられるという点でしょう。
レバレッジとは自分のお金を証拠金として差し入れることで、証拠金の何倍もの金額で取引することです。
株式投資の場合レバレッジは最大3.3倍までであるのに対し、FXは最大25倍、仮想通貨も最大25倍(国内取引所の場合)と各段に高い数字になっています。
このレバレッジの高さを利用し、少ない元手でもFXや仮想通貨で大儲けをする人が現れているのです。
しかしレバレッジが高いということは、その分損失も大きくなるというリスクがあります。
大きな金額を稼いだ後に、更に大きな金額で高いレバレッジをかけてトレードをしてしまい、資金を一気に失うだけでなく大きな借金を抱えてしまったという若手トレーダーも多くいます。
20代トレーダーの傾向として怖いもの知らずなトレードをしてしまう人も多いようなので、大きな借金を抱えるまで無茶なトレードをして、後から後悔するというパターンも多く発生しているようです。
20代は積極的にリスクを取れる年代とはいえ、大きな借金を抱えてしまったらやり直しがきかなくなる恐れもあるでしょう。
さらにFXや仮想通貨は値動きの予測が極めて難しいため、初心者が安易に手を出すのは非常に危険です。
そのため、初心者でもトレーニング次第で稼ぎ続けるスキルを磨くことができる株式投資でのトレードがおすすめなのです。
まとめ
- 株式投資はリスクコントロールをしつつ、長期間続けていくことができる。
- 積極的にリスクを取ることができ、複利効果を享受できる20代は株式投資に向いている
- FXや仮想通貨は株式投資よりもレバレッジが高く、値動きの予測も極めて難しいため注意が必要
株式投資は株価のチャートを分析して値動きを予測する「テクニカル分析」によって、より適切な売買のタイミングを図ることができます。
20代のうちから正しい株の技術を身につけることで、将来に向けて大きく資産を増やすことができるでしょう。
ここまで、株式投資がチャレンジしやすいことについて解説してきましたが、もちろん株式投資にもリスクは存在します。
株で失敗しないためには、株初心者が失敗しないために必要な3つのポイントの記事も合わせてご覧になってみてくださいね。
株式投資を20代のうちから始めて、周りの人よりも一歩先を行ってみてはいかがでしょうか?