【特集記事】キャッシュレス②現金とキャッシュレスはどちらがいいの?メリットとデメリット

こんにちは、インテク事務局です。

10月の特集記事では、全5回にわたって「キャッシュレス」について解説します。

【特集記事】キャッシュレス①スマホ決済だけではない!キャッシュレスとは何なのか?

【特集記事】キャッシュレス②現金とキャッシュレスはどちらがいいの?メリットとデメリット

【特集記事】キャッシュレス③日本は遅れている?日本と海外のキャッシュレス事情

【特集記事】キャッシュレス④キャッシュレスは怖い?キャッシュレスと上手に付き合う方法

【特集記事】キャッシュレス⑤ポイント投資って何?長期的に資産を形成する方法とは

前回の記事では、そもそもキャッシュレスとは何なのかを考察しました。

キャッシュレスとは「紙幣や硬貨などの現金を使わない支払い手段」のことで、近年そのサービスは多岐にわたっていることをお伝えしました。

銀行口座やクレジットカードなどすでにキャッシュレスを利用している人でも、「普段の買い物で現金とクレジットカードどちらで支払うのがいいのか」といった疑問を感じている人もいらっしゃるかもしれません。

また、スマートフォンのアプリを利用したQRコード決済など、比較的新しいキャッシュレスのサービスについては不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

「キャッシュレスと現金ってどっちがいいの?」
「それぞれのメリットとデメリットって何?」

今回はキャッシュレスのメリットとデメリットについて、現金と比較して考察していきます。

キャッシュレスのメリット

まずキャッシュレスの大きな3つのメリットを見てみましょう。

(1)支払いがスムーズ

キャッシュレスの最大のメリットは、支払いがスムーズになるということです。

現金を使わないことで、レジで細かい小銭を数えたり、うっかり財布から小銭を落としてしまったりといった煩雑さから解放されます。

電車に乗る時も、交通系電子マネー「Suica」や「PASMO」などにチャージしておけば、毎回券売機で切符を買う必要がなくなります。

また個人間で送金できるアプリを利用することで、会社の飲み会や友人とのランチなどで「ワリカン」をスムーズに行うこともできます。

(2)現金を持ち歩く必要がない

カードやスマートフォンを使ってキャッシュレスで決済できれば、現金を持ち歩く必要がなくなります。

小銭がパンパンに詰まった重たい財布を持ち歩く必要がなく、ひったくりやスリなど現金の盗難に遭うリスクを減らすこともできます。

スキー場やビーチなど貴重品管理が難しいレジャーシーンでも、現金を持たずに済めば管理が楽になるでしょう。

さらに新型コロナウイルスの影響で、現金の受け渡しを省略できるキャッシュレス決済は衛生管理の面でも注目を集めています。

(3)キャンペーンでお得になる

キャッシュレス決済を利用することで、カード会社などが行うキャンペーンの特典を受けられる場合があります。

利用金額に応じてポイントを受け取ることができたり、割引価格で商品を購入できる場合があります。

こういった特典を上手に利用することで、現金よりもお得に買い物ができるでしょう。

キャッシュレスのデメリット

メリットの多いキャッシュレスですが、デメリットも忘れてはなりません。

キャッシュレスの大きな3つのデメリットを見てみましょう。

(1)セキュリティ面の不安

多くの人がキャッシュレスのデメリットとして感じているのが、セキュリティ面での不安でしょう。

クレジットカードの情報を不正に入手し偽造カードを作って悪用する「スキミング」や、カードの盗難、詐欺など、キャッシュレスを利用した犯罪が実際に起きています。

カード会社など事業者側でも様々な対策を行っていますが、利用者としても防衛策を講じることが重要です。

例えばクレジットカードの裏面には必ず署名をしておく、暗証番号を推測されにくいものにするといった基本的なセキュリティ対策をしっかりと行いましょう。

またオンラインショッピングを利用する場合は、個人情報を入力する画面が「SSL」で暗号化された安全な画面であるか確認しましょう。

暗号化されていない場合はホームページのアドレスが「http://~」と表示されます。

アドレスが、暗号化されていることを示す「https://~」となっていることを確認しましょう。

(2)端末故障・充電切れに注意が必要

スマートフォンを利用した決済の場合、支払いの際にスマートフォンのアプリを立ち上げる必要があります。

そのためスマートフォンの電源が切れてしまったり、端末が故障してしまったりすると決済ができなくなってしまいます。

どこでも充電できるようスマートフォンのバッテリーを用意しておいたり、万が一の場合に備えてクレジットカードや「Suica」などのカード型の電子マネー、現金などを持ち歩くようにすると安心ですね。

(3)災害時に使用できない場合がある

キャッシュレス決済には、基本的に通信環境と電気が必要になります。

地震や水害などの災害が起きた場合、停電や通信障害によってキャッシュレス決済ができなくなる可能性があります。

過去に日本で実際に起きた災害では、決済システムが使えなくなり、現金しか受け付けることができなくなった店舗も多くありました。

万が一の場合に備えて現金を準備しておくことが必要です。

災害時にはATMで現金を引き出せなかったり、長い行列ができる可能性もあるので、あらかじめ一定の金額の現金を自宅などに保管しておくと安心ですね。

お釣りが不足する場合を想定して、高額紙幣だけではなく小銭や千円札など細かいお金も準備しておくと良いでしょう。

まとめ

今回はキャッシュレスのメリットとデメリットについて考察しました。

キャッシュレスは現金を持ち歩く必要がなく、スムーズに支払いができるのでとても便利です。

ポイントを貯めたり割引が受けられることがあるなど、現金決済よりお得になる場合もあります。

一方で、スキミングやカードの盗難などの犯罪に注意する必要があり、スマートフォン決済の場合は電池切れや故障にも対応できるようにしておく必要があります。

災害時に電気や通信が止まってしまい、キャッシュレス決済ができなくなる恐れもあります。

日本ではまだ、個人商店などキャッシュレスに対応していないお店もあります。

万が一の場合に備えて、ある程度の現金は持ち歩くようにすると安心ですね。

キャッシュレスと現金、どちらかしか使わないと決める必要はなく、それぞれのメリットを生かして上手に使い分けることが重要です。

例えば普段の買い物はカードで決済してポイントを貯め、万が一の場合に備えて千円札を何枚か持ち歩くといったスタイルも考えられるでしょう。

キャッシュレスと現金それぞれのメリットとデメリットを正しく理解したうえで、消費者として賢くお金を使っていけると良いですね。

次回は日本と海外のキャッシュレス事情について考察します。

インテク監修 株式投資歴36年以上のプロトレーダー 相場師朗の最新情報をお届け!