【特集記事】債券②国債だけじゃない!債券の種類とは

こんにちは、インテク事務局です。

1月の特集記事では、全5回にわたって「債券」について解説します。

【特集記事】債券①債券ってなに?
【特集記事】債券②国債だけじゃない!債券の種類とは
【特集記事】債券③国債のメリットとデメリット
【特集記事】債券④社債のメリットとデメリット
【特集記事】債券⑤外国債のメリットとデメリット
【特集記事】債券⑥投資するならどっちがいい?債券投資と株式投資の違いとは

第1回の記事では、債券の基礎についてご説明しました。

購入すると定期的に利息を受け取れ、満期になると額面金額が償還される債券には、様々な種類があります。

多くの機関が次々と新たな債券を発行しており、債券は金融商品の中で最も種類が豊富とされています。

「債券にはどんな種類があるの?」
「債券といえば国債くらいしか思いつかないけれど、他に何があるの?」
「国債と社債ってどう違うの?」

債券にどのような種類があるか、そのすべてを把握できている人は少ないのではないでしょうか。

「国債」はニュースでもよく取り上げられているため、耳にしたことがある人が多いかもしれません。

また投資に興味がある方であれば「社債」という言葉もご存じかもしれませんね。

一般的に知られている国債や社債のほかにも、実は債券には多くの種類があります。

債券投資をするべきか、投資するならどの債券が良いのか判断するには、まず債券の種類を理解することが欠かせません。

第2回となる今回の記事では、債券の種類について詳しくご説明します。

債券の種類

債券はその発行体によって、大きく以下の3種類に分けることができます。

1.公共債

まず公共債は、国や地方公共団体などが財源などをまかなうために発行する債券のことです。

公共債の具体的な種類としては、主に以下の3種類が挙げられます。

(1) 国債

国が発行する債券で、国が元本を保証しているため信用度が高く、流通量も多いのが特徴です。

国債は銀行や証券会社が買い、個人投資家は銀行や証券会社などから国債を購入します。

額面金額1万円から1万円単位で購入できる「個人向け国債」は、個人投資家にとって最も身近な債券といえるでしょう。

(2) 地方債

地方債は都道府県や市区町村などの地方公共団体が、財政収入の不足を補うために発行する債券です。

地方債には金融機関が購入する「銀行等引受地方債」と、法人のほか個人投資家も購入できる「公募地方債」があります。

地方債は国債よりも安全性が劣るため、国債よりも利率が高い傾向があり、財政状態の悪い地方公共団体ほど利率が高くなります。

(3) 政府関係機関債

独立行政法人などの政府関係機関や、日本政策金融公庫などの特殊法人が、特別な法律に基づいて発行する債券です。

「特別債」とも呼ばれ、国債の次に信用性が高い債券とされています。

元利払いに政府の保証を付けて発行する「政府保証債」が中心で、主に機関投資家向けに販売されており、個人向けの政府保証債はほとんどありません。

2.民間債

次に民間債は民間の企業や金融機関が発行する債券で、主に以下の2種類が挙げられます。

(1)社債

社債は、企業が必要な資金を集めるために発行する債券です。

一般的な社債である「普通社債(SB:ストレートボンド)」のほか、社債を購入した企業の株式に転換できる「転換社債(CB:チェンジャブルボンド)」、金利が比較的高くリスクも高い「劣後債」など様々な種類があります。

社債の内容によって金利や格付けが大きく異なるため、購入時にはよく確認する必要があるでしょう。

(2)金融債

金融債は、特定の金融機関が発行する債券です。

金融債は戦後長らく金融市場から長期資金を得るための手段とされてきました。

しかし1999年以降の金融自由化の発展によって金融機関の資金調達手段は多様化したため、金融債の発行数は大きく減少し現在ではほとんど流通していません。

3.外国債

最後に外国債は「発行体」、「発行地」、「通貨」のいずれかが外国の債券のことで、略して「外債(がいさい)」とも呼ばれます。

基本的な仕組みは国内債券と同じですが、発行体となる国の信用度や金利の動向、為替相場などの影響を受ける点が大きく異なります。

ここでは外国債の通貨により以下の3種類に分類してご説明しましょう。

(1)外貨建て外債

国際機関や外国政府・企業、日本企業などが国内外で発行し、元本の払い込み、利払い、償還の全てが外貨建てで行われます。

外貨建て外債には、米ドル建ての債券「米ドル債」や、ユーロ建ての債券「ユーロ債」、トルコリラ建ての債券「トルコリラ」などがあります。

海外の発行体が日本国内で発行する外貨建て外債は「ショーグン債」と呼ばれるので、覚えておくとよいでしょう。

(2)円貨建て外債

国際機関や外国政府・企業などが国内外で発行、または日本企業などが国外で発行し、元本の払い込み、利払い、償還の全てが円貨建てで行われます。

円貨建てのため為替リスクがありません。

海外の発行体が日本の投資家向けに、日本国内で円建てで発行する債券は「サムライ債」と呼ばれます。

(3)二重通貨建て外債

円貨建てと外貨建て両方の性質を持つなど、利払いと償還のいずれかに、異なる2種類の通貨が使用されます。

払い込みと利払いは円貨で償還は外貨などの「デュアルカレンシー債」や、払い込みと償還が円貨で利払いが外貨などの「リバースデュアルカレンシー債」などがあります。

まとめ

今回は債券の種類についてご紹介しました。

ひとことで債券といっても、実に様々な種類があることがお分かりいただけたと思います。

債券によって利率やリスクなどが大きく異なるため、投資する際にはどのような債券なのか正しく理解することが重要です。

数ある債券の中でも特に一般的な国債と社債、外国債については、それぞれ第3回~第5回の記事で詳しくご説明します。

次回は国債について詳しく解説します。

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