大統領選挙や日経平均高値更新、初心者は荒れる市場に乗った方が良い?

こんにちは、インテク事務局です。

株式投資を始めたばかりの初心者の方だと、株式市場が高値の更新を続けたり大きく動いている時こそ、波に乗る形でトレードを行った方が利益が得られると考える方もいるのではないでしょうか。

実際に株式市場が荒れてボラティリティ(値動き)が高い状態でトレードを行えば上手く利益を出せることがあります。

しかし、それはあくまでも成功して利益が出た場合であり、値動きを予測できなかった場合には大きな損失につながる可能性が高いでしょう。

特に米国大統領選やコロナウィルスといった経済にダメージを与える事象は、株式市場にどのような影響を与え、どのように株価が動くのかを予測するのが難しいと言われているのです。

そこで今回は、時に起こる株価の乱高下につながるイベント発生時に株式投資初心者はどのような対応をすれば良いのか紹介をしていきます。

この記事でわかること

  • 株式市場で株価に大きな影響を与えるイベントについて
  • イベントから株価の予測を行うことは可能なのかについて
  • 株式投資初心者は荒れる市場の波に乗る方が良いのかについて

年に何度か株式市場では荒れる時がやってくる

株式市場には様々な投資家が参加しており、日本だけではなく世界の情勢が市場に影響を与えることがあります。

その影響から株式市場では市場が荒れて乱高下が発生することがあるのです。

1年の内に何度か荒れる年もあります。

つまり、株のトレードを行っているともれなく市場があれる場面に出くわす可能性があるということです。

特に現在まで市場が荒れている状態を体験したことがない初心者の方にとっては、これから起こり得る可能性が十分にあるという事を認識しておかなければなりません。

では、実際にどのようなイベントが株式市場に大きな影響を与えるのかを紹介します。

米国大統領選挙やコロナウイルスなどその要因は様々ある

株式市場に大きな影響を与えるイベントとなる要因は様々にあります。

最近だと2020年の米国大統領選挙やウィルスの発生やワクチン開発などで、一時は日経平均株価が16,000円近くまで下落しましたが、その後およそ30年ぶりに高値25,000円を更新しました。

他にも過去には、リーマンショックや東日本大震災、古くはバブル崩壊など、大きなイベントから小さなものまで含めるとかなりの数が発生しているのです。

もちろん、全てのイベントで株価は一方方向に動いているというわけではありません。

その時の情勢や株式市場に参加している投資家の判断によって、急騰することもあれば急落することもあります。

これらのイベントは予測をすることが難しく、個人投資家では不可能に近い

米国大統領選挙やコロナウィルスによる株式市場に影響を与えるイベントは、イベントの結果から株価がどのように変動するのかを予測するのが難しく、特に個人投資家が得られる情報などからは予測が不可能と言えます。

米国大統領選挙を例えにすると、共和党であるバイデン氏が当選すれば経済対策に関して期待が出来ないという理由から、当選したら日経平均やドル円などは下落をする可能性が高いと予測されていました。

逆に民主党のトランプ氏が当選すれば、引き続き経済対策への期待から株価は上昇すると予測されていました。

しかし、実際に蓋を開けてみるとバイデン氏がほぼ当選確実という状況となったのに、日経平均株価は上昇を続けて高値を更新したのです。

もちろん、コロナウィルスのワクチン開発に目途が立ったという情報が入ってきたというのもありますが、急に出てきた情報であるため、瞬時にトレードの判断材料として使うのは難しい場面でした。

このように、世界情勢や企業の業績から株価を予測する分析をファンダメンタルズ要因と呼びますが、分析や予測をすることが非常に難しいのが現状となっており、個人投資家や初心者であれば使わない方が賢明とも言えるのです。

世界を含むイベントで株式市場が荒れている時には、手を出さないのが基本

ここまで日本だけではなく世界を含むイベント発生時には、株式市場が荒れて株価が乱高下する可能性があると紹介をしてきました。

株価が乱高下するということはボラティリティが高くなり一見チャンスのようにも見えるのですが、実際にはこういったボラティリティが高い時には株価の予測を行うのが難しいのが現実です。

先ほどもファンダメンタルズ要因での分析は難しいと紹介をしたことからも、こういったイベント発生時のトレードに関しては一つの対策があります。

それは、株式投資初心者は無理に手を出さないということです。

市場が荒れている時に手を出すと予測ができない結果損につながる

市場が荒れている時に手を出すべきではないのは、完全に株価の変動を予測することができないためです。

いくらボラティリティが高いと言っても株価の予測をすることができなければ、利益につなげることができません。

逆に自分の予測が外れて売買の方向とは逆に株価が動いてしまい、大損失につながる事もあるのです。

さらに個別の銘柄によっては、1年どこから10年以上その株価に戻ってこない可能性もあり、損切りもできずに塩漬けの状態となってしまう事もあります。

そして、このようなイベント発生時による株式市場の乱高下はプロの投資家でも時に損失を出してしまうことがあるため、技術不足である初心者の場合には手を出さないという選択が一番賢いとも言えるのです。

株式市場が正常な時に安定して利益を出し続けるトレードが理想

株式投資初心者の方であれば、イベント発生後の落ち着いた時期や普段の株式市場で安定的に利益を狙った方が良いでしょう。

普段の株式市場であればテクニカル分析による株価の予測を行いやすく、初心者の方でも安定した利益を狙うことができます。

イベント発生時のボラティリティが高い状態というのは、常に発生しているわけではなく年に数回程度なのを考えると、通常時の株式市場の方が多いのです。

つまり、無理にたまに発生するボラティリティが高く難しい場面でトレードを行わなくても、普段の株式市場でトレードを行った方が利益も技術も手に入れることができるということです。

結局のところイベント発生時は特殊な状態であり、そこで利益を手に入れたとしても運要素が強いとも言えます。

株式投資は決して1発を狙う投資ではなく、普段から資産を運用して安定的に増やして行くことが一番の理想であり目的となるので、無理な場面では手を出さずに安定的に運用するようにしましょう。

まとめ

  • 米国大統領選挙からリーマンショックなど株式市場に影響を与えるイベントは多々ある
  • イベント発生から株価の予測を行うことは非常に難しい
  • 株式投資初心者は荒れている市場で波に乗るのではなく、普段の市場で穏やかな波をねらうべき

いかがでしたでしょうか。

株式市場に影響を与える米国大統領選やコロナウィルス、リーマンショックなどは今後も再び似たようなイベントとして発生する可能性があります。

特に大統領選挙は4年に1回のペースで行われるため、少なくとも似たような状況が再び訪れますよね。

そういった場面で無理にトレードを行うべきではないと覚えておけば、自分の資産を減らしてしまう機会から逃れることができるため、次回開催が分かるイベントに関しては時期を抑えておくようにしましょう。

いかに普段の株式市場で利益を狙うのかが投資の結果につながるので、ぜひ今回の記事を参考にして無理な場面を狙わずに坦々と利益を狙って行きましょう。

インテク監修 株式投資歴36年以上のプロトレーダー 相場師朗の最新情報をお届け!