こんにちは、インテク事務局です。
突然ですが、資金さえあれば自由に投資ができる株だからこそ、やってはいけない危険な投資方法があることをご存知でしょうか。
恐らくこれは、知識が少ないが為に気づかないうちにやってしまっている事が多いと思います。
このやってはいけないトレードをしてしまうと、自らの首を絞めて資金を失う可能性は大きいです。
それではそのやってはいけない投資とは何なのでしょうか。
今回は「初心者がやってはいけない株の投資方法」について紹介をします。
この記事でわかること
- 初心者がやってはいけない投資方法について
- 株の投資に伝えたい根拠の重要性
- 初心者が株をはじめるために学ぶべきこと
初心者が知らないのは当たり前のこと
株式投資を長くやっている方にとっては当たり前のことでも、初心者だと経験や知識が少ないために知らないという事が沢山あるのは当たり前のことです。
株は売買により利益を手に入れてこそ意味があるので、初心者の方はまずやってはいけない株の投資方法について覚えていきましょう。
これから紹介する「株でやってはいけないこと」は株で利益を出している方からしたら、もしかしたら当たり前な事かもしれません。
しかし案外それを正しいと思って、知らないうちにやってしまうのが株式投資の恐ろしいところです。
さらに言えば、正しくない知識や技術が沢山出回っているので、どれが正しくてどれが正しくないと判断する方が難しいかもしれませんね。
これからお伝えすることは正しい知識ですので、安心して読み進めてください。
もし自分に当てはまることがあった場合は、すぐに自分のトレード方法を見直しましょう。
これはこうだから買い!と根拠がないお祈りトレード
株初心者の方の中には、チャートを確認しても何の根拠もなく銘柄を選んでトレードをしている方が多くいます。
お祈りトレードとは字のごとく、利益が出るように祈っているだけのことを言います。
そもそも根拠とは
- 1 物事が存在するための理由となるもの。存在の理由。「判断の根拠を示す」
- 2 本拠。ねじろ。「一味が根拠とした隠れ家」
と、デジタル大辞泉に書かれています。
例えば、「短期線がこうなったら上昇トレンドが始まるはずだからもう少し様子をみて、陽線が出たら買いだ」などと自分で説明ができるようにならなければ株では勝てるようになりません。
本来であれば株を買うのは株価が上昇するという根拠を得てから行うものであり、チャートを確認してテクニカル分析などを行わなければ、単に株価が上昇することを祈るだけになってしまいます。
トレードを行う株の銘柄に関しても、チャートを確認せずに自分が好きだからという理由や根拠もなく選んでいたとしたら、株価が上昇と下落のどちらに動くのかわからない状態でトレード開始することになるため負けるのは当たり前でしょう。
お祈りトレードはある意味ギャンブルと同様と言えますので、大変に危険なトレード方法と言えます。
もちろん自分が祈ったところで株価が上がることはまずありませんので、やってはいけない株の投資となるのです。
ネットや口コミで知った情報を元にトレード
SNSやネットの掲示板で知った情報を元にトレードをするのも、やってはいけない株の投資方法となります。
そもそも掲示板やSNSに投稿される情報というのは、きちんと裏を取らなければ本当の事なのかわからないことばかりです。
例えばSNSから「A社の株は今月中に上昇に転じる」「B社の株は移動平均線の形から上昇トレンドが続く」といった情報を得たとしましょう。
初心者でも単にネットで得た情報であれば信じないかもしれませんが、少し人気がある投資家のSNS投稿だった場合には信じてしまう可能性は十分にあります。
さらに自分が参考にしている人の情報であれば、なおさら盲目的に信じてしまうかもしれません。
もしその情報を元にトレードをするとなると、自分自身でチャートを確認し判断したトレードではなくなりますよね。
その結果、株を買った後に上昇せずに下落を続けたり、移動平均線を確認してみると上昇が続く形では無く、後悔してからでは後の祭りとなるのです。
つまり、嘘か本当か分からない情報でトレードをするのは大変に危険な行為です。
投資は株式投資に限らず、きちんと自分の目で確かめて根拠を持ってから判断することがとても重要かつ基本ということを忘れないでください。
カードローンや借金、使ってはいけない家族のお金を資金にしてトレード
株の投資はカードローンなどの借金や将来的に必要となるお金を資金源として絶対にやってはいけません。
どうしても株やFXで投資をやりたい人の中には、資金があれば勝てると思い込んでいる人が一定数おり借金をしてでも株を買ってしまうのです。
例えば、給料から貯金をする余裕が無いために、勝てると信じて簡単に借りられるカードローンを使ってしまったり、将来的に必要となる使ってはいけない家族のお金を投資の資金としてしまう話もたまに聞きます。
借りたお金で投資をすると絶対に負けられないという気持ちが強くなり、冷静な状態でチャートを分析することができず、焦りからも根拠のないトレードを繰り返して負けてしまうのです。
言わずもがな株の投資は必ず勝てるという保証はありません。
借金や使ってはいけないお金を資金源としている時点で、返済できない可能性というのが生まれてきます。
この可能性が生まれた時点で、投資ではなくギャンブルをしているようなものとなります。
投資で生じるリスクの他に借金というリスクを掛けて行うことになるため、自分の力量では手に負えなくなり最悪の場合は自己破産や家族との縁が切れるなど不幸が訪れることもあるようです。
そのため株の投資には、使ってはいけないお金を資金としたり、無理に借金やカードローンをしてまで参加してはいけません。
株式投資は根拠があるからこそ投資となる
これまでもお伝えしてきましたが、基本的に自分で根拠がない投資ではトレードをしない方が安全です。
お祈りトレードやネットの情報でトレードをすることは、自分で考えずに他人の情報や勘でトレードをしているためギャンブルと同様の状態です。
投資はギャンブルでは無いため、株価が上昇もしくは下落をする根拠を自分で見つけて考えた上で行わなければなりません。
自分の大切な資金を、勘や他人の本当かわかならい情報で使ってしまっては、株で利益を狙うことは難しいでしょう。
そこで株式投資初心者が自分でトレードの根拠を持つためにはテクニカル分析がおススメです。
テクニカル分析を学ぶことで過去の株価の値動きから、将来の株価の値動きを予測できるようになります。
つまり、他人の情報に頼らなくても自分の分析で根拠ある投資を行えるようになるのです。
株のトレードを上達をするためには、様々な銘柄のチャートを自分の目で見て確かめ、過去のチャートで自分の分析が正しいのかを検証してみることが必要です。
もしテクニカル分析のやり方やチャートの見方を学びたい場合には、当サイトで様々な株の基礎から応用までの記事を掲載しているので参考にしてみてください。
こちらの記事「初心者向け 株式投資の勉強の「正しい」やり方」から読んでみることをおすすめします。
まとめ
- 初心者はお祈りトレードやネットの情報でトレードをしない方が良い
- 借金などで株に投資をするのは非常に危険
- 初心者は根拠あるトレードができるようにテクニカル分析を学ぼう
いかがでしたでしょうか。
株式投資は自分で根拠を持ってトレードを行う結果、ギャンブルではなく投資となるのです。
今回紹介をしたやってはいけない株の投資方法はギャンブル性が高くなるものが多いので、参考にして自分が当てはまっていないかを必ず確認しましょう。
そして根拠あるトレードができるように、テクニカル分析によりチャートの見方を学び、稼げる株式投資を行えるように株の技術を磨いていくことをおすすめします。
テクニカル分析は再現性があるので、自分の得意な型が見つかれば何度でもトレードで実績をあげることができます。
最初から一攫千金を狙うのではなく、確実にコツコツと利益をあげていきましょう。
利益を出せるようになってきたら、こちらの株トレードで稼いだ利益はどうするべき?出金それとも再投資?を参考にしてみてください。